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世界最古といわれる長編小説「源氏物語」の作者 紫式部

 

 

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紫式部は 世界最古といわれる長編小説「源氏物語」の作者です。

紫式部

下級貴族であった藤原為時の子として生まれた紫式部は、

幼少より漢詩や文章に非常の才能があり、父、為時は男子でなかったことを嘆いたと紫式部日記に書かれています。

 

父の官職だった式部大丞から藤式部と呼ばれていました。

 

1001年夫の病死後、源氏物語の執筆を始め、1005年には、時の最高権力者の藤原道長の娘で一条天皇中宮彰子の女房として宮廷に仕えるようになります。


源氏物語は、宮廷生活のさまざまな体験をもとに書かれ続け全54帖、完成まで10年余りの歳月を費やします。


源氏物語は、当時の宮廷の生活模様、そして人々の心模様を知る上で極めて貴重な資料として、現在に至るまで読み続けられている日本文学史上最高のものとされています。

 

紫式部とは、死後、源氏物語の中に登場する「紫の上」から称されたとされています。

 

紫式部(むらさきしきぶ)
970年代~1019頃